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2013年 03月 17日

サはサイエンスのサ

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サはサイエンスのサ

小学生の頃は理科の実験って結構好きだったんですが、いつから理数系がすごーく苦手になったのかな、、、?
気がついた頃にはもう手遅れで、理数系、、、の理の字を見ただけで拒否反応が(苦笑)
とにかく理科とか科学とかサイエンスとかにはなるべく触れないように過ごしてきました。

そんな私がふとこの本に興味を持ったのは、書評欄で紹介されていた目次がとっても魅力的だったので。



ブラジルから来た少年はクローン羊ドリーの夢を見るか
風の谷のナウシカ 人間を疎外しない選択
「2ちゃん」&「ニコ動」の和のモチベーション
アポロ一個10円の時代

ね、ちょっと読んでみたくなりません?^^
この本は科学に強い人も、私のように科学と聞いただけでおぞぞぞ~っと鳥肌が立ってしまうような人もどちらでも楽しめるとってもすごい本です。
著者の科学ライターの鹿野さんは特に科学嫌いの私のような人間でもとっつきやすく読めるように、すごくフランクな文章をわざと使っています。(もう30年もこれで通しているそうです!)
それがまた親しみを感じて、お、読んでみようかな、なんて気にさせてくれるので不思議ですよね。

昨年ノーベル賞を受賞した山中さんの研究されているiPS細胞、って一時あちこちで目にしましたが、もちろん理数系嫌いな私は素通りしてました。が、この本を読んだらすっきり。
こんなに簡単に理解できるように書いてくれる鹿野さんってすごい!
この本、42回星雲賞のノンフィクション部門を受賞しているんですが、星雲賞と言うのはSF好きな人にはとっても有名な権威のある賞です。

さて、この本の中で取り上げられている問題ですごく気になったのが、地球温暖化問題。
この言葉を聞いて心配にならない人はいないと思うんですよね、、、
鹿野さんは各国政府が取り組んでいる二酸化炭素排出削減政策や温暖化に関する人々の認識の間違いなど目からウロコなお話をたくさん書かれています。

温暖化とはちょっと違うんですが、、、同じエコ問題として、以前日本でダイオキシンについて騒がれた事があったのを覚えてる方いるでしょうか?
風評被害でかなり農家の方たちがダメージを受けた事件でしたが、このダイオキシン、実は人間に対しては大した毒性がないって知ってました?!
私もこの本を読むまでまったく知らず、いまだにダイオキシンって危険なものだ、と思ってたんですが、あれが危険なものだ、とされたのは実験の際利用したモルモットには猛毒だったからで、それを元に計算された値を人間に当てはめたのがそもそもの間違いだったんだそうです。
マタタビがネコには効くけれど、人間には何の効果もないのと一緒なんだそうですよ。

今では科学者の間では通説になっている、焼却炉から出るダイオキシンは人間には無害、と言うの、全然一般に広まってないですよね。
だからいまだにお金払って燃やしてもダイオキシンが出ない材質のゴミ袋買わないといけなかったり、、、
この風評被害で農業を止めなくちゃいけなくなった方だってあったでしょうに、そのことに対する弁償とかあったんでしょうかね、、、今更ながらですが、気になりました。

理数系が苦手な方もきっと読んだ後はちょっと苦手感が薄くなる素晴らしいこちらの本、気になる方はぜひ一度お手にとってみて下さいね。
本当に損はしませんよ!
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by jamieoliverlove2 | 2013-03-17 00:00 | Book Club


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