2013年 08月 10日

函館水上警察

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函館水上警察 高城高 著

中学生の頃、司馬遼太郎先生の「新撰組血風録」「燃えよ剣」にはまり、幕末から明治にかけての時代を舞台にした小説をよく読むようになりました。
あれから数十年、今でもその時代を舞台にしている小説を読むと胸が高なります^^

そんな訳で今回私がお勧めなのがこちら「函館水上警察」。
明治24年、函館に誕生した小さな水上署、指揮するのはアメリカでの生活経験があり、英語が堪能、フェンシングの名手でもある五条警部。
国際港湾都市・函館を舞台に水上署の面々が遭遇する難事件について書かれている小説です。

短編集の体裁を取っていますが、1冊を通じてどこかで物語が繋がっているので、シリーズを全編読み終わると、大河ドラマを見終わったかのような満足感が残ります。

単なる警察小説、ミステリ小説としてだけではなく、明治と言う時代の過渡期にあって、人々の生活や意識がどのように変化していったのかも見る事が出来る、時代小説、市井小説と言ってもいいかと思います。

ちなみに続編もありまして「冬に散る華」こちらを読み終わった時に、それまで何となく残っていた幕末の雰囲気と言うか、侍が生きていた時代は本当に終わったのだ、と言う気持ちになりました。

男気溢れる五条警部の活躍が気になる方はぜひ!ご一読下さい^^ お勧めです!
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by jamieoliverlove2 | 2013-08-10 00:00 | Book Club


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