2013年 10月 15日

開かせていただき光栄です

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開かせていただき光栄です- Dilated to meet you- 皆川博子著

18世紀のロンドン、いまだ医学の進歩が遅々として進まないヴィクトリア時代、外科医ダニエルは弟子たちと違法な手を使って検体を手に入れ解剖教室を開いて外科技術の向上に努めていた。
ある日運び込まれた若い貴族の娘を解剖しようとしたところ、何故かあるはずのない四肢を切断された少年と顔を潰された中年の男の屍体が見つかる。
高名な治安判事に捜査協力を依頼され、戸惑いながら捜査に加わるダニエルと弟子たち。
だが次第に明らかになる物語の背後には、詩人志望の少年の恐ろしい運命が隠されていた。

皆川先生のご本は今まで手に取ろう、と思いつつ、深みにはまるのが怖くて手を出せずにいました(苦笑)
これはロンドンが舞台とあって、どうしてもやっぱり読みたい!と思って文庫化を待って発売と同時に手に入れた一冊。
読んだら、、、やっぱり皆川先生ってすごい!すごすぎです、、、御年80歳を超えていらしてこの小説を書かれたなんて!!!とびっくりです。思い切りはまりました。ほんと。
しかも先生ロンドンいらっしゃいました?と言いたくなるくらい、よくご存じで。

詳しくは貼り付けたURLのアマゾンの一般の方の書評を読んでみてください。
ダニエルの弟子のエド、ナイジェルそしてネイサンの友情にはホロリとさせられます。
それにしても副題のDilated to meet youって上手い事言ってますよね(笑)

読んでて思ったんですが18世紀のロンドンってやっぱり怖いですね、、、この時代のロンドンに住んでなくってホント良かったです^^;

巻末おまけに解剖ソング(楽譜つき!)と前日譚「チャーリーの災難」、敬愛する有栖川有栖先生の解説もついています。
こちら私が近頃読んだ中では堂々のベスト1!です。気になる方はぜひぜひ読んでみてください。お勧めです!
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by jamieoliverlove2 | 2013-10-15 00:00 | Book Club


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