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2014年 04月 12日

Living Laboratory: Richard Pare on Le Corbusier & Konstantin Melnikov

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さて、話が前後しますが、今回私が見に行ったエキシビションと言うのが、タイトルにある『Living Laboratory: Richard Pare on Le Corbusier & Konstantin Melnikov』。

ル・コルビジュエについては、建築好きな方ならもう知らない人はいないくらい有名な巨匠なんですが、私は彼について概略は知ってるものの、実際建てた建築物を見た事もないし、またどんな作品があるのかも、はっきり知らなかったので、これを機会にちょっと勉強してみようかな、と言う気持ちでエキシビションに足を運びました。



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昨年の夏に発売されたCasa Brutus『死ぬまでに見ておくべき100の建築』の中にも選ばれていたのですが、やっぱりル・コルビジュエと言う人はすごいですね。
彼の建築にはまっちゃうと、これはもう底なし沼になりそう、、、と正直わたくし思いました(笑)

今回のエキシビションではリチャード・ペアと言う英国人写真家が撮影したル・コルビジュエとロシア人建築家、コンスタンチン・メルニコフと言う二人の偉大な建築家の作品の写真の展示がメインでした。

コンスタンチン・メルニコフと言うロシア人の建築家は今回初めて知ったのですが、コルビジュエと同時期に活動、非常にモダンな現代建築で注目されていたのにも関わらず、形式主義的建築家と非難を浴びる様になり、その後建築に携わる事が出来ず隠遁生活を送って生涯を終えたという不遇の天才だったそうです。
1965年に初の個展が開かれた事で名誉を回復、新たに彼の才能を認める動きが高まり、残っている彼の自宅は博物館として開放されているそうです。が、その自宅も建築物を建ててはいけない緩衝地帯にあるため、現在取り壊しの危機にあり署名活動などの保存運動が行われているそうです。
こういうのってとても悲しいですよね。
どうして歴史的価値が分からないんだろう?後年、この家を取り壊したことで得する部分と損する部分をよく考えてから行動を起こして欲しいものです。

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そんな訳で、メルニコフの作品数は少ないんですが、コルビジュエの方はじっくり見るだけの点数が揃ってました。
かなり大判の写真なので見応えもあり。

私が気に入ったのは2か所ドキュメンタリーのVTRが見られるコーナーが用意されていたこと。

一か所はCasa Brutusでも取り上げられていたラ・トゥーレット修道院についてのドキュメンタリーでした。

ラ・トゥーレット修道院は人里離れた谷に建てられているドミニコ修道会の修道院なんですが、これがほんとすごい。
何がすごいって山の中に突然あのル・コルビジュエ独特のスタイルのコンクリート建築がででーんと鎮座してる訳ですよ。
しかも修道院ですよ?すごい先進的な考え方の修道会だなぁ、と感動せずにいられません。

ドキュメンタリーではコルビジュエがどういうプランを持ってこの修道院を建てたのかを詳しく説明していたのですが、一見修道院のような保守的な場所が彼の先進的なコンセプトとどうやって融合したのか、が説明を見ると分かってすごく面白かったです。

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コルビジュエってやっぱり有名な建築家だからか、マナーハウスと違って、私が見てる間もぽつぽつお客さんが来ていました。

受付で販売していたコルビジュエについての本をお土産に購入。
これを読んでもうちょっと彼について勉強したいな、と思っています。
でもって、いつかチャンスがあったら、彼の建てた建築物を実際にこの目で見てみたいものです。
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by jamieoliverlove2 | 2014-04-12 00:00 | エキシビション


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