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2014年 04月 30日

英国のOFF

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英国のOFF 入江敦彦著

この本の副題が『上手な人生の休み方』なのですが、ほんとこの国の人って休みが人生における重要度リストの上位にランクしてるなぁ、と思います。
きっと今も(いや、私が働いていた10年前より現在の方がきっと厳しい状況だと思いますが、、、)あまり変わらないと思うんですが、職場で休みがとっても貰いにくい雰囲気でした。
1週間連続でお休みを貰って旅行でも行こうものなら、上司から「戻ってきたら、職場の机がなくなってるかもね~」なんて冗談とも脅し(?!)とも取れる微妙な事を言われたり、、、
そんな国で生活してきた私が英国にやってきてびっくりしたのが、夫が会社を休むこと、休むこと、、、「そんなに休んでクビにならない?」と心配で尋ねたら「みんな休んでるよ。自分だけが特別じゃないよ」と言われました。

そんなお休みが大好きなこの国民が一体どんなOFFを過ごしているのか、を在英20年の著者の目を通じて書かれたのがこの本です。
海に行く、アロットメントで野菜作りに熱中する、ジャムを作る、、、人それぞれOFFの過ごし方は色々です。
でも総じて言えるのは、ON/OFFの切り替えがとても上手なこと。国民が総じてそれですから、OFFをどう過ごそうと、誰も文句は言いません。

昨今、OFFの過ごし方も段々変わってきて、最近はみんな格安航空券を使ってスペインやトルコ、ギリシャなどの比較的安価なリゾート地へ行くのが流行っています。
中には学校の休み中は旅行価格が値上がるので、学校を休ませてまで子供連れでホリディに向かう家族も。
学校側は長年対策に頭を痛めてきましたが、とうとう昨年の秋から、学期中に子供をホリディの為に休ませた親には罰金を処する事に決まりました。
新聞記事で読みましたが、中には支払を拒否し続けた為、利子がついて、自分たちが行った旅行の費用よりも高い罰金になってしまった保護者もいたとか、、、
そこまでしてホリディ行きたいか?と私などは突っ込みまくりですが、この国の人たちのホリディ命、的考え方は変わらないんでしょうかね。

こちらの本で紹介されているOFFの過ごし方はどれもとっても昔ながらの心温まる正統派ばかり。
日本人が想像する英国人の姿があります。
和みたい方にはお勧めの1冊です。
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by jamieoliverlove2 | 2014-04-30 00:00 | Book Club


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