2014年 11月 13日

The Man Who Never Lived And Will Never Die

e0015758_1292111.jpg


滅多にロンドンも東側方面に出かけることがないのですが、今年は2つ、どうしても東側まで行って見たいものがあったので、わざわざ週末に家族で出かけてきました。

どうしても見たかった1つ目の催しは『The Man Who Never Lived And Will Never Die』と言う、ロンドン博物館のエキシビション。
BBCのドラマの影響で今また人気が再燃しているSherlock Holmesの企画展です。



e0015758_1313549.jpg


博物館の外壁にホームズの聖典「踊る人形」の人形マークがピンク色で書かれていて、もう見た瞬間から一人で盛り上がってしまいました。
解読してないんですが、もしかしてロンドン博物館とか書かれているのかな?
時間がある時に聖典の解読表を元に読んでみようと思います。

e0015758_1333823.jpg


ロンドン博物館、初めて中に入ったのですが、新しくてとても綺麗ですね。
カフェエリアも見ただけで3か所あるし、テーブルと椅子が入ったところの奥に用意されていて、自宅から持ってきたおやつや飲み物を飲食するのにも無料で使えてとても便利。
子連れで来る人を配慮してのことだと思うのですが、上手に作られているな、と感心しました。

e0015758_23365611.jpg


ロンドン博物館の周りにあるローマ時代の城壁の遺構。
そんな古い物がロンドンの街のど真ん中にあるというのも驚きですね。
夫がスコットランド国境にある「ハドリアヌス帝の長城とどちらが古いのだろう?」と言うのでちょっと調べてみました。
ハドリアヌス帝の長城が建設を開始したのは紀元122年のこと。
対してこちらのロンドン市内の壁は2世紀後半から3世紀にかけて、紀元190年から225年にかけて作られたのだそうです。
なのでハドリアヌス帝の長城の方が古いんですね。
私はてっきりローマ人はロンドンに侵入してから北方へ向かって進出していったので、こちらの方が古いのかと思っていました。
ロンドンの壁が出来たきっかけは190年代に起きた政治的危機がきっかけだったそうなので、それまでは壁が要らないくらい街は平和だった、と言う事でしょうか。

e0015758_1351440.jpg


さて、肝心のホームズ展ですが、入場が子供は無料ですが、大人は約10ポンド程チケット代がかかります。
(寄付金付きなら£12、寄付金なしなら£10.90。その他、60歳以上、家族で割引きなどもありますので、チケット購入の際、係員にお尋ねください。日本から旅行で訪れている場合でもパスポートなど身分証を提示することで割引を受けられる可能性がありますので、身分証をお忘れなく)

チケットを入り口のインフォメーションで買ったら、奥の階段を降りきったところにあるエキシビション入り口まで進み、係員にチケットを提示します。
その後入場するのですが、これがちょっと意外な入り口で、知らないと入る時かなり盛り上がれます。
これから行く人がいるかもしれないので、あえてここでは内緒にしておきますね。

e0015758_1381274.jpg


過去から現在、古い物だと元祖ホームズとしてお馴染みのバジル・ラスボーンのホームズ、私の中では一番イメージが近いジェレミー・ブレッド、そして近年の作品としてBBCのSherlockや米国ドラマのElementaryなどの映像が流されているところを眺めながら進むと、過去のホームズ映画のポスターが展示されていて、更にその奥へ進むと、、、
ホームズの聖典ファンにはたまらない、シドニー・パジェットの挿絵の原画を額装したものが飾られています!
一度見てみたい、とずっと思っていたので、これは本当に嬉しかったです。

ホームズが映像化されるごとに比較対象されるのが、シドニー・パジェットの描くホームズ。
これがホームズのイメージを確定したとも言えるでしょう。
その幻の原画を生で見られる日が来るなんて!

その他にもホームズが活躍したヴィクトリア時代のロンドンの交通の様子、街の様子などが映像や写真、絵画の展示で詳しく分かるようになっています。

モネのチャリングクロス・ブリッジの絵も展示されていて、ちょっと得した気分になれました。

そして、そしてSherlockファンなら垂涎ものの、、、シャーロックの衣装の展示もありました!
この衣装にベネディクト・カンバーバッチ様が袖を通したのね~とじとーっと見てしまいましたが、ほとんどのお客さんはさら~っと見て終わってたので、Sherlockファンと言うより、Sherlock Holmesファンの人が多かったのかな。

面白かったのはヴィクトリア時代の役者が使っていたというカツラやつけ鼻、衣装や小道具が展示されていたこと。
ホームズも話の中でよく変装していましたが、きっとこんな小道具を使っていたんだろうな、と想像しました。
それにしても展示されていたカツラとつけ鼻には受けました、、、ちょっと前に日本でANAのTV CMで外国人に扮装した日本人がつけ鼻をつけていたのが、外国人に対する偏見である、と大騒ぎになりCMが使われなくなった、とニュースで読んだのですが、それと同じようなつけ鼻をイギリス人がつけてお芝居していたというのが何とも言えなかったです、、、まぁ、ヴィクトリア時代の話ですからね、、、今と価値観が違いますし。
つけ鼻は何の芝居に使われていたのか確認するのを忘れましたが、シェイクスピアのシャイロックあたりとかだったりしたら、今の世の中ユダヤ人排斥運動なんて批難されそうですね。

行った日が日曜日と言う事もあって、午前中に行きましたが、かなりお客さんが多かったです。
シャーロックファンってたくさんいるんですね。
一つの展示物に人が固まっちゃうと、よく見られないので、こういうところはやはり朝一番に出向くのがいいな、と思いました。

そうそう、同時期に活躍した作家、と言う事でなんと、エドガー・アラン・ポーのモルグ街の殺人の生原稿も展示がありました!
なんて書いてあるのか読みたかったのですが、かなりインクの色が退色していたのと、すっごく字が小さい!のでじーーーっと見たんですが、全然読めませんでした。
私がキーランに「読めないね、、、これ」と言ったら、隣に居たおばさまが「字が小さすぎて全然わからないわね~」と激しく同意してくれたので、ネイティブの人も読めないんじゃ仕方ない、と諦めが付きました(笑)

それにしても昔の人って、字が細かい、、、コナン・ドイルの生原稿も、ポーほどではないですが、やっぱり字が小さくて読みにくかったです。
編集者とかどうしてたのかなぁ、、、あの原稿を本人がタイプライターで清書してから渡していたんでしょうか?
謎です、、、

e0015758_1422428.jpg


お土産はやっぱりこれ~!
ホームズダックです^^
キーランのダックコレクション、着々と集まってますよ~

e0015758_2121278.jpg


私のお土産はこちら、展覧会の目録(?)です。
目録にしてはとても分厚いハードバックの本で、かなり読みごたえがあります。
人が多くてよく見られなかった展示物についても、こちらで再度確認が出来るので少々お高いのですが、購入しました。
お値段はシャーロック展を見た人はチケットを購入時にレジにて提示すると£20、シャーロック展を見ていない人は£25です。
エキシビションのチケットを買った方は購入する際、必ずチケットを提示してからお金を払ってくださいね。

会期は来年の4月12日まで。
気になる方はぜひ足を運んでみてください。
ロンドン博物館のサイトはこちらからどうぞ。
[PR]

by jamieoliverlove2 | 2014-11-13 00:00 | Museum


<< Poppies in Towe...      いちじくの甘露煮 >>