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2016年 08月 13日

毒殺協奏曲

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毒殺協奏曲 アミの会(仮)(編集)

日本はお盆ですね~今年のお休みは長期で取れたりするんでしょうか?
年々日本の夏って暑くなり過ぎてきているので、こういうまとまったお休みに皆さんゆっくり休んで残暑に備えるって必要かもしれませんね。

そんなお盆休み、3連ちゃんで夏休みの読書感想文スペシャルをお送りしようと思います。
とか言いつつ、子供の頃は読書感想文の宿題が苦手で苦手で仕方ありませんでした。
本を読むのは大好きだったのですが、あの読書感想文の宿題って読まないといけない本が決められていたじゃないですかー、、、課題図書とシールが貼ってあるあれです。
なんで自分が選んだ好きな本を読んじゃいけないんだろう、ってずーっと不満でした。
とか言って、私が自分で選ぶ本と言えばシャーロック・ホームズシリーズとかルパンシリーズ(3世じゃなくって、本家本元のアルセーヌ・ルパンシリーズの方です)とかばっかりだったんで、あんまり偉そうには言えないんですがね(苦笑)



そんな夏休みスペシャル第一弾は『毒殺協奏曲』です。
6月に篠田真由美先生から「新刊が出たのでー」と気前よく3冊も!送って頂いてしまいましたっ。
そのうちの一冊がこちら。
前作、『捨てる』から更に進化したアミの会(仮)の先生方が、今回は「毒殺」をテーマに短編を書かれておられます。

毎回思うのですが、一つのテーマ(今回なら「毒殺」)を元に、これだけ多様な物語を生み出すことが出来るのって、本当にすごいですよね。
どれ一つとして掲載されている作品に似通ったところがなく、一つの作品としての完成度もさることながら、物語世界の広がり方が短編とは思えないほどの充実度なんです。
ちょっと枚数を増やせばどの作品も長編となりえるぐらいの充実度、と言えば分かりやすいでしょうか。
こんなすごい作品群を一冊の本として読めてしまう贅沢!
これはもう読むしかありませんよ~~~!と声を大にしてお勧めしたいです。

今回は前回のアミの会の会員に加えて二名のゲスト作家さまが参加されて8名となっております。
執筆されている作家さんたちは以下の8名の先生方です。(敬称略)

有栖川有栖
小林泰三
篠田真由美
柴田よしき
永嶋恵美
新津きよみ
松村比呂美
光原百合

内容紹介(アマゾンより転載)

豪華8名によるオール書き下ろし! 意外な結末から忍び寄る恐怖まで人気作家が「毒」を使いこなして導く絶妙な競作!

内容(「BOOK」データベースより)

致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエティ豊かな毒物語集。

私がもちろん一番に気に入ったのは篠田先生の『完璧な蒐集』と言うお話。
自分自身コレクター癖があるので、完璧なコレクションを極めたいという気持ちがちょっと理解出来そうでぞぞぞーっと怖くなりました。
それとこれは読んだ方なら分かるんですが(あんまり言うとネタバレになるので自粛します)ちょうどこちらを読む少し前にカーの『火刑法廷』という本を読んでいたんですよ。
なのでその偶然にちょっとまたぞぞぞーっとしてしまいました。
夏なだけに、世にも奇妙な物語的気分、、、と言う感じでしょうか。
あと前作の『捨てる』内に寄稿された『Forget me not』を読んでいた方には分かるちょっとしたネタもあって楽しめますので、ぜひぜひ『捨てる』『毒殺協奏曲』どちらも読んでみてくださいね。

あと個人的に、これは怖い、と心底ブルッたのが(苦笑)松村先生の『ナザル』と言うお話。
こちらの国に住んでいるとママ友とのお付き合いというのがほとんどないので、(好んでしようと思えば幾らでも出来ますが)日本のママ友のお付き合いってマジで怖い、と思いました。

私の好きな有栖川先生の作品も読めちゃって(残念ながら大好きな火村先生シリーズではありませんでしたが、、、)本当に贅沢な一冊だなぁ、、、と思います。
一冊で何度も美味しいアンソロ本、夏休みのお供にぜひ!

追記:YouTube内で「アミの会」と検索をかけると、こちらの毒殺協奏曲について出版社の担当さんが熱く語られている映像が拝めます。興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
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by jamieoliverlove2 | 2016-08-13 00:00 | Book Club


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