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2015年 04月 18日

アイルランド旅行記3、Limerick

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3日目はダブリンを出発してリムリックへ向かいました。

本当はダブリン郊外にある遺跡を見学したかったのですが、空模様がかなり怪しく、この日は午後から大雨の予報、、、残念ながら遺跡見学はまた次回のお楽しみ、となりました。

夫は携帯のGPS機能を使って運転していたのですが、ダブリン⇒リムリック間はM7という高速道路一本で行けるので非常に簡単なルートのはずなのに、なぜかGPS機能の携帯は途中で高速を下車しろ、と指示してきました。

夫、無視すればいいのに、その通りに高速からおりました。

そして、迷子になりました(汗)



どうやらM7の途中が有料道路になっていたため、GPS機能はその道路を避けるべく、高速をおりろ、と指示してきたようでした。
別に数ユーロ払うくらい、日本の高速代を考えたら安いものなのに、普段高速は無料、という頭があるからか、それすら払いたくなかったよう、、、
お蔭で変なルートをぐるぐる回されて、しかも指示されている道路が途中工事中で通れず、更に迂回する羽目に。
雲行きはどんどん怪しくなってきて、1時間半ほどぐるぐるした挙句、元の高速M7の1ジャンクション過ぎたところにようやく戻れたときには土砂降りのひどい天気になっていました。

本当にひどい雨で、前もよく見えないので非常に怖い思いをしました。

しかも、夫、ダブリンのホテルの部屋に腕時計を忘れてきたし(汗)

こちらは幸い夫のロンドンの友人がダブリンに旅行で来ているのを知っていたので、彼にホテルまでピックアップに行ってもらえました。
本当~に、よく物を忘れてくる人です、、、

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リムリックでは最初に義姉のローズの妹、リタさんのおうちに伺う予定でした。
あまりにも到着しないのでリタさんが途中で心配して何度も電話してきました(汗)
夫が「迷った」というと「え~~~?なんで?高速で一本でしょう???」とびっくりしていたのですが、本当になんで高速降りちゃったんでしょうねえ。まったく。

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リタさんのおうちに着いたら「食べて~食べて~」とキッチンに通されてさっそくごちそう三昧の歓待が待っていました。
特にリタさんお手製のアップルパイが美味しかった!

リタさんと娘のジェリー、パム姉妹とワイワイ2時間半ほど大騒ぎした後、今晩のお宿に向かうことに。
親切なジェリーが車で分かりやすい道まで先導してくれたおかげで、今度は迷わずに済みました(苦笑)

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この日と翌日の2日間のお宿はリムリック市内から少し離れたところに住む、マーナ叔母さんの家。

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以前も書きましたが、マーナ叔母さんと今は亡きミック叔父さんは、私と夫の結婚が決まった時に親代わりに日本まで会いに来てくれました。
当時すでに夫の父は他界しており、母は抗がん治療中で入退院を繰り返していました。
そんな時にわざわざ私に会いに来てくれたお二人はまさに親代わり。
アイルランドに行ったら必ず顔を見せるようにしています。

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これらの作品はすべてマーナ叔母さんの手によるもの。

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クラフトや絵を描くのが趣味なのです。

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ロングスティッチや油絵、水彩画などなど、趣味の幅が広くて驚きます。

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こちらは故郷、ニュージーランドの海を描いたものだそう。

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マーナ叔母さんは1979年にニュージーランドからアイルランドに移住しました。
子供たちはニュージーランド、オーストラリア、アイルランドにそれぞれいます。
何年かに一度はオーストラリアとニュージーランドを訪ねているのですが、今年はいけないので来年行く予定にしている、と言っていました。

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数年前、マーナ叔母さん、ミック叔父さんと共に79年にアイルランドへやってきた長男がニュージーランドに移住しました。
アイルランドが不況にあえぎ、建築家としてそれまで活躍していた長男は仕事が激減、新しい仕事を求めてかつて自分が生まれ育った国へ戻ったのです。
今では仕事も順調で、一緒に移住した家族もみな幸せに暮らしている、と叔母さんは言っていました。

その長男フランクは一度我が家にも宿泊したことがあります。
妹のキャサリンと義理の母のお葬式の時にアイルランドから来てくれたのです。
そしてお葬式が終わった夜のこと、、、

真夜中、寝ていたら突然私の寝室の電気がパッと点きました。
元々眠りが浅いのですぐに「何事!?」とがばっと起きたら、、、

ドアのところで「あれ?」とびっくり顔をしたパ〇ツ一丁のフランクが突っ立ってました(汗)
どうやらトイレに起きたものの、寝惚けて違う部屋に入ってしまったようでした。

と言うことで、マーナ叔母さんがフランクの話をするたびに、私の頭の中にはパン〇一丁でびっくり顔をした彼が常にフラッシュバックされるのでした(笑)

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ここでも「食べて~食べて~」とおもてなしを受けました。

アイルランドで親戚の家々を巡っていつも思い出すのは九州の祖父母の家。
いつも行くたびに「あれも食べていきなさい、これも食べていきなさい」ととにかく食べ物が潤沢に常にテーブルに乗せられていました。
私がアイルランドを好きなのは、いつも懐かしい祖父母の家を思い出させてくれるからかもしれません。

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私の好きなストーブのある部屋。

いつもここに来ると、このストーブのそばにあったロッキングチェアに座ってミック叔父さんがぐーぐーいびきをかきながら気持ちよさそうに寝ていたのを思い出します。

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さて、次の日はお天気が好転するかと思いきや、ますますひどいことになってました。
時折晴れ間も見えるのですが、すぐに強風が吹いてきて大雨、または雹が降るあいにくの空模様。
まるで台風のような天気に驚いたのですが、年々アイルランドはこういった極端な天気が増えてきている、と言っていました。
特に昨年はとてもひどい嵐に見舞われ、叔母さんの家のすぐ近くにあるゴルフ場では300本近い木が倒れる被害が出たそうです。
お蔭でその後にゴルフに行った人たちは「見通しが良くなってゴルフがしやすくなった!」なんて言ってたそう。

この日はお墓参りに行きたかったのですが、マーナ叔母さんから「墓地は吹きっさらしだから、出かけたらひどいことになるわよ」と止められ、出かけるのを中止しました。

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あ、お客さんが来た!

マーナ叔母さんの家に毎日やって来るというお客さんに会えました。

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通りの端っこに位置する家から、毎朝叔母さんの家までご飯を食べにくるラブラドールの二匹。
どっちかが姉か妹で、どっちかが兄か弟だそうです。

後で名前を聞いたら「ビル」と「ヒラリー」って言ってたんですけど、、、
これってビル・クリントンとヒラリー・クリントンってことですかね?

マーナ叔母さんが「ヒラリーは食い意地が張ってるから、いつもビルの分まで食べちゃうのよ!だから、私がビルが食べ終わるまでそばに居て見てるの」なんて言ってました(笑)

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叔母さんが寝坊すると、寝室の下の窓まで行って「朝ごはんちょうだ~い」と催促するそうです。

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結局、この日は朝ごはんの後しばらくしてから、叔母さんの家から車で5分ほどのところにあるショッピングセンターに出かけました。

出かけていたら叔母さんの娘のキャサリンから「家に居る?」と電話があったので、慌てて今度は帰宅することに。
夫の従姉妹にあたるキャサリンと彼女の娘のミッシェルと息子のリースくんがわざわざ会いに来てくれました。

とにかく夫の親戚は人数が多いので、私もまったく把握していません。
ちなみにマーナ叔母さんだけに関していえば、孫が27人、ひ孫が5人いるそう、、、
彼女も「名前だけしか分からない」と言ってました。
そりゃ32人分の誕生日なんて覚えきれないですよね(苦笑)

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私たちが使わせてもらったゲストルームに置いてあった木の箱。
何だろう?と開けてみたら。

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アンティークのレコードプレイヤーでした。

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お馴染みビクターのわんこマークも手描きですよ!

叔父さんが存命の頃はよくこれでレコードを聞いていた、と夫が言っていました。

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てんこ盛りのランチタイム。

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やっぱりテーブルにはアイルランドの家庭には欠かせないブラックプディングとホワイトプディングが乗っていました。

ブラックプディングをご存知ない方にご説明を。
ブラックプディングは豚の血や内臓を混ぜて作っているソーセージのような食べ物です。
ホワイトプディングの方は確か内臓も使っていますが、血を混ぜないので色が白く、スパイスや大麦を混ぜてあるので臭みがないのが特徴です。

私はやっぱりホワイトプディング派ですね~
表面がカリカリで中がしっとりとしていて美味しいんですよ。

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キッチンに立つマーナ叔母さん。
この次の日からローマに1週間旅行にいくと楽しみにしていましたが、いつまでもお元気でいてください。

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さて、次の目的地に向かう前に一か所どうしても寄り道しないといけない場所があったので、叔母さんの家を早めに出発しました。

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途中通りかかるのがアデアという小さな村。

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アイルランド一可愛い村として有名な場所です。
とても小さな村なのですが、いつも観光客でいっぱい。

この日は先を急ぐのでここでは止まりませんでした。
以前立ち寄った時の様子はこちらをどうぞ。

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Kilmeedy

先を急いだのはこちらに寄る用事があったため。
夫の父親はこの村の出身でした。

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村の小さな教会。

本当に小さな村で、小さな個人経営の食料品店が1つ、パブが1つ、小学校が1つとこの教会だけしか村の中心部にはありません。

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小雨が降る中向かったのは教会の近くにある墓地。

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4年前に会ったノーラ叔母さんが昨年亡くなったので、お墓参りに来ました。
(4年前に会った時の話はこちら

ノーラ叔母さんは夫の父親の兄弟姉妹の中でアイルランドに住む最後の一人でした。
後はオーストラリアに住む兄弟が残るだけだそうです。

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昔の教会の廃墟になったところに夫の家族の墓所が二箇所作られていました。
そこに一族郎党、この村で亡くなった人たちがみんな眠っています。

4年前、ノーラ叔母さんに子供たちと私の両親を会わせることが出来て良かったな、と今更ながら思いました。

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村はずれに建つノーラ叔母さんが住んでいた家は今は誰も住んでいません。
長男のモリス夫妻はリムリック市内に自分たちの家があるので、この家にわざわざ住むことはないだろう、とマーナ叔母さんは残念がっていました。
家族の歴史がこの家にはいっぱい詰まっているので、このまま手放してしまうのも勿体ない、とも言っていました。
夫が「ボクだって、この家が欲しい、って言えば相続する権利があるんだよ」なんて言ってましたが、こんなな~んにもない、車がなければ日常生活にも不自由するような場所には正直言って住めません、、、私免許ないですし。

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周囲はこんなに何にもない場所なんですよ~

田舎暮らしに憧れているので、理想的と言えば理想的なんですけどね。

この家が将来どうなるのか、私も心配です。
誰か一族の人が後を継いで守って行ってくれるといいのですが、、、

旅行記4に続く。
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by jamieoliverlove2 | 2015-04-18 00:00 | アイルランド・2015


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